おかずをたくさん食べて痩せる

スーパーなどで買い物をしながら、食品の糖質一覧表を見比べていくとやがて食品ごとの糖質が大まかに分かるようになる。しかし細かな数値は必要ない。極めて大ざっぱでいいのだ。

麺好きで、殆んど毎日、そばやうどん、スパゲティなどをゆでては自分で調理していた旦那にとっては、麺類が持つ怖しいほどの糖質量の多さに驚いた。そしてこれが自分の太った原因であり、糖尿病にもなった理由だと気がついた。

「糖質制限」はタラタラやっても効果が出にくい。やる時はキッチリやって身体に糖質がしばらく入らないことを覚え込ませることが大事である。

旦那が実際にやってみて分かったのは医師の著書にもあるようにまず主食を抜くことが大事ということだった。ご飯、麺類、パン類を徹底して抜く。これだけで大口の糖質摂取はなくなる。

とりあえずその主食の代用となるものを探すことが急務だった。これには、腹持ちが良く、しかも食べ飽きないものがいい。

最初トライしたのが、ふすまパンだった。低糖質のふすまパンを冷凍で宅配してくれる業者に注文し、しばらくはこれを主食におかずを食べた。だが、ある時からふすまパンを見るのも嫌になってしまった。要するに同じものばかり食べるために飽きてくるのだ。ここが糖質制限の難しいところだ。

そこで次に主食代りと決めたのが、豆腐だった。夏ならば冷奴、冬なら湯豆腐か鍋料理と毎食、豆腐を1品つける。豆腐のいいところは、腹持ちが良く、満腹感があることだ。

毎日1丁など食べきれない。せいぜい半丁がいいところである。

旦那の場合、この「豆腐主食時代」が比較的長く続いた。糖質制限食を始めて2年後の今でも続いているぐらい飽きない。何より豆腐はボリュームがあって腹持ちがいいのが嬉しい。

冷奴や湯豆腐ばかりでは飽きるのでバリエーションとして、豆腐を溶き卵に入れて焼く韓国風のジョンなどを料理する。これも朝食に良い。あるいは、小粒の納豆を豆腐にかけて食べると食感がご飯に似てきて安心することも発見した。

しかし、豆腐ばかりでもさすがに飽きてくる。そこで、今度はふすまパンを時々取り寄せたり、豆腐と併用する「ふすまパン・豆腐時代」が交互に続いた。

そのうち、旦那は何かを「主食」にしておかずを食べるという考え方そのものが間違っていることに気付いた。主食を食べるのではなく、おかずを沢山食べてお腹をふくらませるのだ。

つまり「おかず」の語源通り「数多く」食べるのである。その際、主食は食べないのである。